今日の読売新聞朝刊の編集手帳に感慨深いことが掲載されている。
植物学者の牧野富太郎のことである。牧野の「学者には学問があれば何も要らない」という姿勢についての逸話を紹介した後、最後はこう結ばれている。
私も学生や生徒の育成に携わる教育者のはしくれだと自分では思っている。
ここ4、5年でたくさんの学生に関わり、いろんな学生の面倒を見てきた。
そして、私は今まさに「恋」をしている。
どうにかしてあげたい、なんとかなって欲しい。
そんな狂おしいほどの気持ちでいっぱいになる。
そんな学生に巡り会えたのだから、
きっと私は幸せなんだろうなと思う。
教育者にとって大事なのは、学生の評判じゃなく
学生をいとおしく想う気持ちだと思う。
ただ、、恋が盲目にならなければ、、という条件はつく。
つかず離れず。。。
ちょうどいい距離を保ちつつ、温かく見守ることを忘れずに。
読売新聞 『編集手帳』 (2007年1月18日)全文
植物学者の牧野富太郎のことである。牧野の「学者には学問があれば何も要らない」という姿勢についての逸話を紹介した後、最後はこう結ばれている。
「教育というのも煎(せん)じ詰めれば、ひと筋に恋する人をつくることかも知れない。」
私も学生や生徒の育成に携わる教育者のはしくれだと自分では思っている。
ここ4、5年でたくさんの学生に関わり、いろんな学生の面倒を見てきた。
そして、私は今まさに「恋」をしている。
どうにかしてあげたい、なんとかなって欲しい。
そんな狂おしいほどの気持ちでいっぱいになる。
そんな学生に巡り会えたのだから、
きっと私は幸せなんだろうなと思う。
教育者にとって大事なのは、学生の評判じゃなく
学生をいとおしく想う気持ちだと思う。
ただ、、恋が盲目にならなければ、、という条件はつく。
つかず離れず。。。
ちょうどいい距離を保ちつつ、温かく見守ることを忘れずに。
読売新聞 『編集手帳』 (2007年1月18日)全文
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by irish-rhyme
| 2007-01-18 15:50
| 随想録